当院の特色
緩和ケアで行われる治療
身体の苦痛を和らげる
痛みをコントロールする
すべての痛みがなくなることが理想ですが、実際は薬を使って少しずつ痛みを取り除いていきます。
がん疼痛に対する鎮痛の目標
- 眠りを妨げる痛みを取り除きます。
- 昼間、安静にしている時の痛みを取り除きます。
- 日常生活が過ごせるよう、活動しても痛みがない状態にします。
WHO方式鎮痛薬の4原則
- 経口的に簡便な方法から
- 薬の性質に沿って、時間を決めて規則ただしく
- 患者ごとの個別な量で
- 細かい配慮をして
※鎮痛薬の選択は痛みの強さに応じて、非麻薬、弱麻薬、強麻薬性鎮痛剤を用います。
倦怠感を和らげる
患者さんを苦しめる強い倦怠感には必要に応じてステロイド剤が使われます。
呼吸困難を和らげる
モルヒネなどの医療用麻薬に抗不安薬、ステロイド、気管支拡張剤を組み合わせて使います。呼吸不全とは違いますので、大量の酸素吸入は必要ありません。
骨転移の痛みを和らげる
骨破壊を抑えて、症状を緩和する(ビスフォスフォネート)があります。また、必要によって放射線治療をご紹介します。
治療の副作用を和らげる
吐き気、嘔吐など抗がん剤のつらい副作用を軽減するために、事前に制吐剤などの投与を行います。
こころの痛みを和らげる
病気の事、治療の事、今後の事、家族や仕事のことなどなど漠然とした不安、孤独感や疎外感、気分の落ち込み、自分の存在意味などについて思い悩む魂の痛みなど様々です。
これらの心の痛みは、誰にでも起こるごく自然な感情であり、そのときで変化するものですが、ひどく辛い時や日常生活に支障がでる場合には担当の医療者にご相談下さい。
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