
当院について
ご挨拶

豊見城中央病院(旧南部病院)が糸満市真栄里から豊見城市上田の地へと移転してから早5年の歳月が流れました。
移転当初から新型コロナウイルス感染症が蔓延し、未知の感染症への対応は大変な苦労の連続でしたが、地域住民の方々から温かくも力強い多くのご支援を賜り、なんとか乗り切ることができました。2024年は年の始めからインフルエンザが大流行し、またもや対応に追われることとなりました。また、国内外の複数の地域で大規模災害があり、そこからなんとか抜け出そうかというところに、人口減少問題や少子高齢化の波が襲いかかってくることになります。
我々豊見城中央病院は職員一丸となって、これから起こりうるさまざまな社会情勢の変化や医療介護のニーズの変化を的確に分析・把握し、医療・介護・福祉におけるアンメットニーズに適切に応えながら良質な医療を効率的に提供していく所存です。そのためには、AIなどの新しい技術を上手に活用することに加え、多職種連携や多施設連携の強化も欠かせないと考えています。そして、そのような医療提供体制を底支えするため、当院スタッフ一人ひとりの意識改革やレベルアップを、心一つに目指します。
当院は2022年に沖縄県の病床整備計画により地域包括ケア病床を80床増床し、許可病床268床の病院となりました。沖縄県民の期待に応えるべく、これからも高齢者医療、回復期リハビリテーション、透析医療、疼痛緩和医療、在宅・訪問医療、生活習慣病などの医療を主軸に南部地域の医療に貢献できるよう尽力し、地域の皆様方から愛される病院を目指してまいります。
今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
豊見城中央病院 院長 比嘉 盛丈
098-851-0501
098-851-0506