看護師からのメッセージ

当院について

看護師からのメッセージ

看護師 (4階回復期病棟)

回復期リハビリテーション病棟では、脳卒中などの脳血管疾患や大腿骨などの骨折・外傷などによって脳や脊髄を損傷された患者さんが入院してきます。急性期の治療を経て日常生活動作の訓練を行いながら在宅復帰ができるように支援しています。

私は回復期病棟に勤めて4年になります。日々働く中で患者さんが安心してリハビリに取り組んでいけるよう、専門職(医師・看護師・リハビリ・相談員・栄養科・薬剤科)と連携しチーム医療を大切にしながら関わっています。入院前のその人らしい生活に少しでも近づけるように、これからも患者さんに寄り添い信頼関係を築きながら、よりよい看護が提供できるように頑張ってまいります。

看護師 (8階一般病棟)

急性期から終末期まで幅広い分野を担い、多様な疾患の患者がいるため「気づき」が大切で、観察視点が養える病棟です。多職種との連携も密で、退院後にどのような生活を送ることが患者さんにとって一番良いかを共に考えていける看護を目指しています。そのためにプライマリーチームナーシング体制で月に1~2回、カンファレンスを行い、問題点を明確にし、どう実践するかを提案し合っています。

「仕事は一人では完結しない」。そのためにはスタッフ間の声掛けが最も重要で、日々「何か手伝うことある?」という言葉を耳にします。こうした看護師間の連携が業務を円滑にしているとも言え、それが自然に行えている病棟です。小さな困り事もチームで共有し補い合う活気的なチームワークがあり、一人では達成できないことも力を合わせれば可能になる、そんな充実した日々が得られています。

看護師 (5階地域包括ケア病棟)

地域包括病棟では在宅復帰をスムーズに行うために早期から多職種でカンファレンスを行い、患者さんの個別性に合わせた目標設定をしていきます。限られた入院生活の中での関わり方や退院を見据えた介入が必要となり、中途採用で入職した私は慣れるまで戸惑うこともありました。

現在はチーム全体で協力しながら在宅復帰に向けた関わりが意識できるようになりました。今後も患者さんが元の生活に戻れるよう多職種と連携を図り、一人ひとりに合わせた支援を目指していきたいです。

看護師 (外来)

当院外来は、11科の一般外来、救急外来、内視鏡室、訪問診療があり、その中で外来看護師は複数の科を担当しています。2020年の病院移転後、外来受診者数は増えており、通院治療している患者さんやご家族へ専門的な知識・技術を提供するため日々努力しています。

変化を求められる外来業務ですが、各科勉強会を定期的に行うこと、多職種との連携・スタッフ同士で情報共有することで、さまざまな場面に対応でき、それが円滑な外来受診の支援につながっていると考えます。多忙な毎日を過ごしていますが、患者さんの地域での生活を支えられるような看護師でありたいと常日頃から意識し業務に取り組んでいます。

看護師 (透析)

透析室に勤務して3年目になります。

以前は救急外来や病棟に勤務していましたが、ワークライフバランスを見直すために透析外来を希望しました。これまでとは異なる特殊業務に戸惑い、不安も大きかったのですが同じような病棟から異動したスタッフも多く、支えてもらいながら少しずつ成長してきました。

透析患者さんにとって透析は生活の一部であり、生活の内容がそのまま採血結果や透析中の状態、バイタルサインとして確認することができ、患者さん自身のセルフケアの必要性を感じています。これから続けていく長い透析人生を、苦痛の軽減を図りながら4時間安全な透析治療を受けていただけるよう、個別性を踏まえて患者さんの理解促進や指導を行っています。今まで以上に人生の一部に関わっていると責任を持ち患者さん、ご家族に寄り添った看護の提供に努めていきたいです。

看護師 (7階一般病棟)

10年近く小児領域での看護を経験し、患者さんだけではなくご家族のケアをしていて、もう少しゆっくり関わる時間が持ちたいと思うこともありました。それは、急性期医療は小児科であっても治療優先であり、患者さんやご家族の思いに寄り添う時間が足りなく、自分自身の知識不足でもあり、モヤモヤすることが多かったからです。

転職し緩和ケア病棟があることは知っていましたが、私に務まるのか?という思いが強く、緩和ケアに携わることは考えていませんでした。しかし、あるきっかけで緩和ケア認定看護師である前師長の研修を受けることがあり、そのご縁で緩和ケア医療に携わることになりました。

緩和ケア病棟では看護の基本である話を聞き、患者さんやご家族に寄り添い癒やすことができる場所であり、急性期医療ではできない関わりが持てています。日々看護する中でさまざまな困難な場面にも直面しますが、そこに向き合い乗り越えることで自分自身の成長にも繋がっています。命と向き合う場所でもあり、その人がその人らしく過ごせる場所を提供するために倫理的な側面から患者さんやご家族にベストな方法を考えることは、私にとっての大きな学びや成長になっています。

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